Enigmail ヘルプ
Enigmail 受取人ごとの設定
受取人ごとの設定では、受取人ごとに暗号化、署名、PGP/MIME に関するデフォルト設定と、どの OpenPGP鍵を用いるかを設定できます。各ルールは 5 つのフィールドからなり、1 つの方針をあらわします。:
- メールアドレス
- メールアドレスを To:, Cc: そして Bcc: フィールドでマッチさせます。 マッチングは、部分一致で行われます。 (詳細は ルール編集 ダイアログにあります。)
- OpenPGP鍵
- 受取人ごとに用いる OpenPGP鍵ID を設定します。
- 署名
-
署名する/しないを設定します。
メッセージ作成ウインドウの設定を使用したり、上書きすることがあります。
- 常にしない: メッセージ作成画面で署名するとしても、署名しません。(他の値を無効にします)
- 可能なら: メッセージ作成画面で設定されないかぎり署名します。
- 常にする: メッセージ作成画面で署名 しない としても署名します。
これらの設定はマッチするもの全てが適用されます。
もし、ルールのうち 1 つが署名しないことにすると、他のルールが 常にする となっていても、メッセージは署名されません。
- 暗号化
- メッセージの暗号化を
するかしないかを設定します。設定可能な項目と意味は、署名と同様です。
- PGP/MIME
- PGP/MIME (RFC 3156) エンコードをするかしないかを設定します。もし PGP/MIME が無効なら、メッセージはインライン PGP でエンコードされます。設定可能な項目と意味は、署名と同様です。
ルールは表示されている順に処理されます。あるルールが受取人にあてはまり、OpenPGP鍵ID、さらに特定された鍵ID を含んでいる場合、その受取人については、他のルールは考慮されません。
注意: ルールエディタはまだ完成していません。ルールファイルを直接編集することで、より詳細なルールを設定することが可能です (これらのルールはルールエディタで編集できなかったものです)。直接ファイルを編集することについての 詳細な情報 (英語) は Enigmail Homepage にあります。
更なるヘルプは以下のサイトで利用できます (英語): Enigmail Help web page